教会にも止められない 自分を生きる時代の幕開け

☆前置き☆ 
このブログは統一教会の2世向けであり、内容はどこまでも個人の見解・意見です(あと愚痴)

宗教に興味のない方、熱心な信者さんは読まれないことをお勧めします。

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晩婚化だ少子化だと言われて久しいですが、日本も韓国も結婚率がひと昔前と比べると減少傾向にあるのは一目瞭然ですね。

その背景には経済的理由だけではなく、生き方や幸せの価値観そのものの多様化があってまさに時代の変化を感じさせます。

 

昔の日本人が全員結婚できた理由 最近の若者は「恋愛離れ」ではない? - ライブドアニュース

 

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韓国の粗婚姻率

 参考リンク:혼인율 (조혼인율) : 지표상세화면

 

  • 自分が心から納得できる幸せを探し、それに時間を費やすことを惜しまない
  • 女性が子供を産む、家に入るなどの固定観念に縛られなくなった
  • 結婚の形も多様なスタイルが認められるようになり、生活様式も多様化した

 

慣習や世間体、繁殖、経済的安定などの目的達成型の結婚が少なくなってきた結果 

本当に出会うべき人と出会うようになる

それ以上でもそれ以下でもない

本当のソウルメイトに出会える時代

逆にソウルメイトじゃないと結ばれない時代 

自分の努力が一番の鍵になる時代

誰も準備してはくれない

自分で探し求めるしかない

結婚運も自己責任の時代ってことでしょうか

 

どこまでも自由でどこまでも厳しい時代がやってくるような気配

 

Yujiさんの予言が当たるかも?!

20-30年にかけての”世間感”とつながりの変化 | yujiの星読み語り


来年はついに2020年

上層部は統一教会の掲げるVISION2020の集大成を世界に見せつけなければと躍起になっています。

その中で噂されているのが 祝福新婚カップルによる1万人パレード

新郎新婦がソウル市内を大行進!

どうもトップは本気でやる気のようですが・・・

 真冬の2月に? ソウル市内で?? ウェディングドレスで?

ツッコミどころ多すぎて逆に見たくなってきましたが、こんな“見世物”のためにまた若い2世達が無理やり巻き込まれるのかと思うと全力で止めたくなる衝動に駆られるのは私だけでしょうか? 

若い2世に幸あれ(合掌)

 

信仰生活だって気分転換は必要

☆前置き☆ 
このブログは統一教会の2世向けであり、内容はどこまでも個人の見解・意見です(あと愚痴)

宗教に興味のない方、熱心な信者さんは読まれないことをお勧めします。

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 教会の組織の中で働いてはいますが、日曜礼拝からはここ数年距離を置かせてもらっています。

理由は単純に説教を聞くことに飽きたから(笑) あとは信仰熱心な年配のおばさま方(韓国ではコンサニムと言います)の絡みがメンドクサイというのが3割ぐらい。

 仕事や結婚生活だって続けていればマンネリ化したりスランプに陥ることもあります。信仰生活も例外ではありません。特に私は根っからの飽き性なので〇〇の一つ覚えのような統一教会の説教はもはや苦痛でしかありませんでした。

 もし今の信仰生活にどうしようもない息苦しさを感じたとき、自分の殻を破りたいとき、お勧めしたいのがこちら↓

 ☆4大宗教の公開礼拝とか体験教室に参加してみること。 

  最初はどれに行ったらいいか分からないという人もいると思うので実体験をもとに限りなくシンプルに要約してみました(100%私の主観☆)

 キリスト教
個人的にはプロテスタント系のほうがカトリックのような堅苦しさがないので親しみやすかったです。讃美歌は優しく透きとおったメロディーとシンプルな歌詞にヒーリング効果を感じました。

もっと楽しく賛美したいという時は、ゴスペルチャーチとも呼ばれる黒人系の教会に行ってみるといいかもしれません。力強くてソウルフルな讃美歌を歌っていると自然と元気が湧いてくる気がします。

*キリスト教と言っても数えきれない宗派があるので、なるべく大きな聖堂と開放的な雰囲気がある“怪しくない”ところに行くことをお勧めします(笑)。

主要東京教会一覧|東京トラベラー|主要教会一覧

仏教

静かに瞑想して自分を見つめ直すならやっぱり座禅が最高です。韓国にもテンプル・ステイというお寺に泊まって仏教文化を体験できるツアーがあって外国人にも人気です。

VisitKorea - 観光スポット - トラベルテーマ - テンプルステイ :韓国観光公社公式サイト

ヒンズー教

ヒンズー教はとても歴史が古く複雑な体系を持ってるので一見分かりにくいですが、自然の摂理に従い心身のバランスと調和を大切にするという点はヨガの修練法によく表れてると思います。

www.businessinsider.jp

 イスラム教

一部の過激派のせいで近年イメージダウンしてしまいましたが、その本質は来る人を拒まない寛容な兄弟愛と家族愛に溢れた誇り高き精神なのです。

日本ではまだまだなじみの薄い宗教ですが、もし触れる機会があればぜひ一度はその奥深い歴史と文化を体験してみてください。

「東京のトルコ」でイスラム文化体験。イスラム教をもっと身近に | 東京ジャーミィ・トルコ文化センター(トーキョウジャーミィ・トルコブンカセンター) | Harumari TOKYO - ハルマリ トウキョウ

 

 余談

 学生時代に運良く(?)4大宗教圏(キリスト教、仏教、ヒンズー教、イスラム教)の国にそれぞれ数年間ずつ滞在する機会がありました。あの時期があったから今の統一教会と2世である自分の立場をより客観的に捉えることができるのかもしれません。また他宗教に対する偏った先入観やニュースなどにも惑わされることが無くなったというのも良かったと思います。

 生まれ育った宗教に慣れてしまうと、ほかの宗教や宗派を敬遠しがちですがそれは本当に勿体ないことだと思います。宗教も自分を成長させるツールなのだと考えたら、それぞれから学ぶものがあるはずです。この教会しか見ないということは世界に色は一つしかないと信じているのと同じぐらいつまらない事ではないでしょうか。
*悪魔信仰とか悪意を持った宗教はもちろん注意すべきですが。

神様は一人一人に必要なときに必要なものを与えてるだけで、成長に応じてツールが変わることもあるでしょう。

たまたま手にとった本の中にずっと探していた答えが見つかったり、ふとした時にテレビ番組で見た内容に勇気をもらったり、新しく知り合った人とのお喋りを通して閃きを感じたり、自分の人生を導くヒントは誰にでも平等に与えられていると思います。

 神様、宇宙、大いなる存在、呼び方はなんでもいいですが、いつこどから飛んでくるか分からないシグナルを逃さないようにアンテナを広く張ってオープンな気持ちで今この瞬間を大切にしながら生きていればそれはそれで十分立派な”信仰”生活なのではないでしょうか?(合掌)

 

おまけ

上馬キリスト教会の世界一ゆるい聖書入門

神さま手帖

 

韓国に住むということ

☆前置き☆ 
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宗教に興味のない方、熱心な信者さんは読まれないことをお勧めします。

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昔も今も2世にとって日本は住み心地が良いとは言えない部分が多いと思います。

それに対して韓国は世論の風当りも日本ほどあからさまではなく、伝道や献金もそれなりにできる環境があるので韓国のほうが住みやすいと思ってるかもしれません。

 そんな夢を壊してしまうようで申し訳ないのですが、

10年暮らして言えることは、「韓国はホントにしょーもない国だな」ってことです(笑)

そして日本人であることはそれだけで恩恵なんだという事実です。(少なくとも今のところは)

 これから韓国にお嫁に来るなら以下の点を是非参考にしてほしいです。

  •  絶対に帰化はしないほうがいいです。
  • 日本の口座、クレジットカードは絶対に残しておきましょう!
  • 投資サイト、派遣会社など日本に住んでいるときにしか登録できないものは洗いざらい登録しておきましょう。

韓国に住んでいると日本の良さが骨身に染みる!という在韓日本人妻のブログはいっぱいあるので、色々読んでみるといいでしょう。

プロフィール - 早くどこかに帰りたい

自分の状況とあまりに似ていて、泣けたwww

 別に離婚したいほど夫婦仲が悪いとか、今の生活自体に大きな不満があるわけでないのですが、長く住んでいるからこそ日常の些細なことが目についてたまに爆発しそうになるのです(笑) 

 ‐ 食事はどこに行っても似たような種類しかない(ファミレスとか女性が一人で気軽に入れるお店もまだまだ少ない)

‐ 交通ルールを守らない(テレビでは毎日のように飲酒運転の事故が放送される)

‐ ネット上の情報が少なすぎる!(商品の口コミとか、お勧めとか、まとめサイトがほぼ皆無)

‐ バスのアプリに時間表がない!(始発と終発の時間しか出てこない。列車も同じく)

‐ 天気予報が当たらない!(これは韓国人にも不評です…原因はコンピューターがポンコツなせいだとか)

‐ 公共トイレのトイレットペーパーが無い!(オバサンたちが持ち帰ってしまうから)

‐ 海外送金は銀行に直接行かないとできない!

‐ コンビニにコピー機が置いてない!

 

外国だからと割り切れればいいのですが、一応“先進国”と呼ばれていて何かにつけて日本と比べたがるくせに華やかなのは上辺だけで行政サービス、福利、モラルのレベルが全く追いついてないのがイライラする原因なんだと思います。 帰ろうと思えばすぐ帰れる距離にあるからこそ余計比較してしまう~^^;

生活面だけならなんとか我慢すれば済むことでしょう(真の愛で!)

ただ、韓国は国としての危機にも直面しているのです。

 

ぶっちゃけ韓国は経済も悲惨です。政治もガタガタだしこれからもあまり期待できません。

韓国はメシアの国だから統一して明るい未来が待っているなんて信じてるのは統一教会ぐらいではないでしょうか。 このまま経済の低迷に政治の混乱まで起きたら、最悪ベネズエラの二の舞になるのではないかと本当に危惧しています。まあ、崖っぷちに立たされてから本気を出す民族なので苦肉の策で再生する可能性はありますが、その過程でまた多くの犠牲が払われるでしょう。

 そんな韓国の政治状態がよく分るブログがこちら→

honyakuka.jugem.jp

 ちょっと過激かなと感じる部分もありますが、長年韓国に親しんできただけあって内容はとても濃いです。

 

kkmyo.blog70.fc2.com

こちらも完全に右翼からの視点ですが、韓国の問題点を鋭く突いている点ではとても勉強になります。

 

このようなブログの内容をすべて鵜呑みにしたり、感情移入するのは好ましくありませんが、知識として覚えておくのはとても重要だと思います。 

たぶん経済破綻したら実質的に中国の経済区域になるのでしょうが、それだけは避けてもらいたいものです(涙)

一応は“先進国”ですし、今のところ生活していく上で大きな支障はないでしょう。

問題なのは経済発展に国民の福利とかモラルが追いついていない部分です。

そしてそれが韓国の命取りにならないか、これからが正念場のような気もしています。

 とはいっても信仰は盲目で愛は国境を越えてしまうので、これからも韓国へお嫁にくる方々は後を絶たないのでしょう。 

なのでどうせ来るなら日本人である利点を活かして、いつでも脱出できる準備をしつつ韓国ライフをエンジョイして頂きたいです(合掌)

 

韓国社会と宗教:なぜ宗教に身を委ねるのか

☆前置き☆ 
このブログは統一教会の2世向けであり、内容はどこまでも個人の見解・意見です(あと愚痴)

宗教に興味のない方、熱心な信者さんは読まれないことをお勧めします。

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 韓国に住み始めたとき、ソウル市内の教会の多さと宗教団体に属している人口の多さに最初はとても驚きました。韓国人はとても信仰深いんだなと純粋に感動を覚えたこともありました。ただ、最近になって韓国人の宗教観は信仰よりももっと違う役割が大きいということに気付き始めました。

 ご存知かもしれませんが、韓国内での統一教会の存在は“異端”というイメージだけではなく、“お金持ちの大型宗教団体”という印象が結構強いです。日本でいう創価学会に近いかもしれませんね。

新聞社、旅行社、カフェにホテル、財団も何個も持つ宗教財閥と言ってもいいかもしれません(ちょっと大袈裟かな)。

韓国ではこのような宗教財閥が珍しくなく政治や経済への影響も非常に大きい部分があります。

韓国の巨大キリスト教会、世襲めぐり論争 ろうそくともす抗議集会も 写真10枚 国際ニュース:AFPBB News

「韓国で出世するにはカトリック信者になるのが手っ取り早い」は本当か|ニフティニュース

つまり人々が宗教団体に属するのは単に純粋な信仰心だけではなく、コミュニティに属することによる生活面での利益が大きいからだとも言えます。

 アメリカや日本などの資本主義と民主主義が熟成した先進国では宗教は個人の趣向という感覚であり、仕事や生活に直接影響を与えることは少ないでしょう。

 逆に言えば宗教が社会生活の中心にある国はそれだけ経済的にも社会的に発展途上または不安定な状態にある証と言えてしまう気がするのです。

 

韓国の若者たちは皮肉を込めて韓国のことを”ヘル朝鮮”と呼びます。


長引く就職氷河期、一向に改善しない政治の腐敗、不動産のバブルで家も買えず、親の貯蓄無くしてはお先真っ暗闇という憂鬱な空気が若年層に蔓延してるのです。

【ビジネス解読】韓国はいま「大学は出たけれど」状態 「ヘル朝鮮」脱出へ若者は日本を目指す!?(1/4ページ) - 産経ニュース

 

ここ数年のOECD(経済協力開発機構)の韓国ランキングを見ても残念ながらまだまだ先進国とは言えない状況が一目瞭然です。

韓国の労働生産性、OECD「最下位圏」
韓国、OECD加盟国で出生率最下位
韓国、6年連続OECD加盟国の中で女性が働くのに最悪の国
格差社会の韓国 OECDワースト2位
韓国の自殺率 13年連続でOECDワースト

 これは・・・ちょっと悪すぎやしませんかね。

おまけに最近は大気汚染も世界最悪らしいですから~ 

もう神様にすがるしかないって気持ちも分かる気がします^^;

 

統一教会の”公職者”として働くことは日本人から見ればブラック企業で働く奴隷のように見えるかもしれませんが、韓国の一般企業はもっと劣悪なところが多いので「ここいにいたほうがマシ」と思ってしまうのかもしれません。子沢山だったり、借金があれば余計に抜け出すことは難しいでしょう。

 

こうゆう観点から見ると韓国人と日本人の信仰に対する価値観の違いや善悪に対する判断基準のギャップもとても理解しやすくなると思います。

そして韓国人にとって宗教が霊的な救いという以前に現実的な死活問題に直結する可能性があるという事実を考えると統一教会がどんなに異端であろうと潰れない理由も見えてくる気がしました。

 

いつか韓国が本当の先進国になれる日を祈って(合掌)

国際結婚する覚悟があるなら悪くない

世間一般では結婚するべきか否かが話題なっていますが、2世なら一度は国際結婚を考えたことがあるのではないでしょうか?

 

長所を探すのがホントに難しい(笑)統一教会で*国際結婚のチャンスが高い*部分は数少ない”押し”だと思っています。 これは文総裁が生前推し進めてきた”交叉祝福”の賜物ともいえますが、こんな小さな団体でこれだけハーフ率が高い宗教団体も珍しいと思います。

子供のいない私ですら2世のハーフがもっと増えたらいいのになあと思ってしまうほど彼らの魅力と可能性は無限大です。特にこれからは”極x極”のハーフ達に強い期待を感じます。つまり日本xアフリカ、白人x黒人などの正反対の人種カップルから生まれた子たちです。 

 

まだまだ単一民族意識の強い日本や韓国でも最近になって”極x極”ハーフの活動が注目を浴びるようになってきました。

バングラデシュと日本のハーフのローラちゃんはもちろんのこと、

物理的なハーフではありませんが、ツイッターなどでも人気の星野ルネ君も日本とアフリカの文化を漫画という形でとても愉快に描くことで多くの反響を得ています。

そして民族主義がもっと強い韓国でもアフリカと韓国人のハーフのモデルであるハン・ヒョンミン君がTimeの「2017年世界でもっとも影響力のある10代」の一人に選ばれるという快挙をなしとげました。 

あと、個人的に尊敬してやまないのがトレバー・ノア君!

白人主義だった南アフリカでスイス人の父とアフリカ人の母の間に生まれた彼の壮絶な半生とそこから生み出された人生観は本当に目から鱗です。彼の書籍「生まれたことが犯罪!?」はぜひとも一度読んでいただきたいです。 

 

彼らは単にルックスがいいとかだけではなく、今まで交わることのなかった2つの世界をお互いが共感できる形に消化し、より自然な形で繋げ、新しい価値観を広げる突破口なっています。そしてそれは小さいころから自分のアイデンティティーついて悩み、探し続けてきたからこそできる努力の賜物です。

 

私は2世達にもそれは十分に可能だと感じます。

絶対マッチングだった時代は“天のみ旨”の名のもとに文総裁の一存で結びつけられたの親の仲が悪くてこじれてしまった2世も多い事でしょう。

なのでお見合い祝福が可能になった今だからこそ本当に親が愛情で結ばれたハーフ達が誕生できる絶好の機会だとも思うわけです。

 

と、ここまで長々とマジメに語ってきましたが・・・詰まるところハーフはめっちゃ可愛いいーっていうのが本音です (∀`*ゞ)エヘヘ

(結婚するなら絶対ヨーロッパ系と決めていたのに絶対マッチングで夢叶わずに果てた筆者の妄言なのでお許しください笑)

 

まあ実際問題 国際結婚はめちゃくちゃハードルたかいし、ある程度楽観的で冒険心がないと無理だと思います(絶対読んでおこう👉 国際結婚は甘くない!

 

可愛いハーフがほしい2世のあなた、祈ってばかりいないで今からでも海外経験沢山積んで強い精神力と語学力を身に着けてくださいね!(合掌)

 

家庭は守られるべき・人口は減るべき

(注意)今回は下の項目に当てはまる2世達向けです!

  •  夫婦とっても仲良し♪
  •  子供は特にほしいと思わないけど周りからのプレッシャーに悩んでる
  •  自然大好きまたは環境問題に関心がある

 もし同じような悩みを持っている2世のために、ちょっと個人的なぶっちゃけ話をしたいと思います。

私は祝福は受けたものの、子供を授かりませんでした。祝福結婚と家庭連合というキーワードが売り(?)の統一教会で「子供を産まない」という選択はあり得ないわけで、私も長い間罪悪感と自己否定に悩まされてきました。かといって人工授精や養子縁組をしてまで子供が欲しいかというと、そこまでの感情もありませんでした。

自分は冷たい人間なのか、もっと必死に天に求めるべきなのか一人もんもんとすることがありましたが、最近になって「産まない私」が問題なのではなく、産むことを強要する教会のほうが時代の流れから外れていると感じるようなったので、そのキッカケを共有しようと思います。

子供がいない=不幸という固定観念から解放される何かの糸口になれば嬉しいです。

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  教会だけには限りませんが子供がいないカップルは肩身がすごく狭いと感じることが多いですよね。2世なら周りからのプレッシャーがすごいし、メディアでも少子化が問題視させれてきたからです。

子供がいないだけで何でこんなに不公平な気持ちを感じないといけないのか?

夫婦仲良く暮らしてそれで十分ではいけないのか?

自己中心だと言われるとやっぱりそれは違うなといつも感じていました。

一人ひとり事情が違うのになぜそれを受け入れられないのか?

教会ではそれは「天のため」、「民族のため」、「血筋を残すため」、「親孝行のため」などの大義名分で押し切られます。

 教会の価値観の中だけで育ってきた2世にはなかなかこの価値観を覆すのは難しいでしょう。

しかし世界の最近のトレンドは少し変わってきています:

「結婚しない、子供を産まないことを自ら望んで選択する」人が徐々にしかし確実に増えてきているのです。ただ経済的な理由でというのではなく、本当に人類の未来を考えて前向きにそれを実行してるところが新しい展開です。

(参考)

Would you give up having children to save the planet? Meet the couples who have | World news | The Guardian

実際にヨーロッパなどの先進国では少子化を食い止めようと政府をあげて様々な政策を打ち出してきました。

経済対策、教育対策、キャンペーンなどなど・・・

(参考)少子高齢化問題。海外の事例とトンデモ対策!?(少子高齢化対策) | スタッフブログ

 しかし統計的に目に見える成果を上げている報告は聞こえてきません。

回復しても一時的な効果に過ぎなかったりします。

(参考)「少子化克服国」フランスの出生率が下がり続けている!|先進国の“お手本”に何があったのか | クーリエ・ジャポン

 

なぜなのか?

これらの結果から見えてくるのはこれ以上人口増加を望まない人々が増えてきているということです。まるで共同的無意識のなかで人類全体が人口増加に歯止めをかけようとしているように。

 

子供が増えなければ経済的な基盤も崩れるし、社会的にも望ましくないことだと思うのが普通だと思います。

でも本当にそうなのでしょうか?

これは”国”単位で考えた場合は当てはまることかもしれません。

でも人類全体を見て考えると話は違ってくるのです。

 

人類は70億います。これは環境的に考えても多すぎるのです。

コーネル大学の研究結果でも知られているように、全ての人類が豊かな生活を維持しようとすれば約20億人が限界だと言われています。

(参考)A.D. 2100: Cornell study warns of a miserable life on overcrowded Earth if population and resources are not controlled | Cornell Chronicle

実際に人類の半分以上は飢えと貧困に苛まれています。

そして地球環境は限られた先進国を維持するために破壊されて続けています。 

  • 先進国を救うためだけの少子化対策は本当に“良いこと”なのでしょうか?
  •  自国民だけ増えて、残りは飢えてもいいということなのでしょうか?

 技術が向上すれば打開策が見いだせるとか、火星への移住が考えられるという話を聞きますが、それらはいつ実現するとも分からない「絵に描いた餅」でしかありません。

 今この瞬間に苦しんでいる人達にとってはそんな夢物語は何の意味もないのです。

 

 子供の養育に使う費用を今まさに貧困に苦しんでいる子供たちのために使ったり、環境保全に使ったりすることは結果的には今生きている子供たちの未来を改善することにも繋がるとってもリアルなエコライフだと言えるでしょう。

 

 私自身が自然が大好きで、昔から環境問題に強い関心を持っていたためか、この静かな世界のトレンドを知ったとき、今まで感じていたモヤモヤが一気に晴れて心から賛同することができました。 ある意味私たちの教理よりはよっぽど現実的で効果的なのは明らかではないでしょうか?(笑)

 

教会に所属する以上、子供を産まないことはマイナスと受け取られるでしょう。

しかしこれからは逆に産まないことが人類全体とってプラスと考えられる時代がくるかもしれません。少なくとも産まないことは一般的な選択となるでしょう。

また、子供を産むことが女性の使命だと言われる時代も終わるでしょう。

国や人種を超えて自分の子供であろうとなかろうと愛せるのが本当の母の愛というものではないでしょうか? (動物世界では普通に見かけられる光景ですが)

本当は統一教会の存在に関わらず、人類は自然の摂理によってすでに一つになるように動いてるのかもしれません。

人類レベルの新しい悟りを信じて(合掌)

 

補足:

この内容は2世でも子供を欲しいと思わない人向けの記事であり、子供持つこと自体を否定するものではありません。

 

 

2019年は自分の意思を今まで以上に強く持つべき

☆前置き☆ 
このブログは統一教会の2世向けであり、内容はどこまでも個人の見解・意見です(あと愚痴)

宗教に興味のない方、熱心な信者さんは読まれないことをお勧めします。

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もう2018年も終わりですね。

クリスマスにお正月、日本人ならゆっくり一年を振り返りたい時期だと思います。

 

しかーし、教会本部の企画書は既に2019年に行う行事で埋め尽くされています。

聞こえてくる限りでは

  • 少なくともアフリカで祝福式を4回
  • アルバニアでの大会 
  • 韓国統一関連の国内10万人大会を5回(地区ごと)

 予想通りというか、相変わらず手法は同じで回数をしょーもなく増やした感じです。 ここまでは2世にとって特に驚くほどのことでもないでしょう。

 

ただ、若い2世を直撃しそうな案件が一つ:

すべての結婚適齢期の2世に2020までに祝福を受けさせること

これも主要目標の一つに入っているのです。

補足すると「結婚相手を見つけられない2世が増えてるので、それを手助けする」というのが前提なのですが、あちらこちらで2世の「お見合い狩り」が始まりそうな予感がします。

 

 個人的に危惧されるのは、まだ結婚したくない、気持ちがハッキリしない2世達が無理やり巻き込まれることです。ご存知の通り使命感に燃えるメンバー(おもにオバサマたち)の行動力は鬼気迫るものがあります(笑)気の弱い従順な若い2世達に有無を言わせない圧力がかかるのです。

「これこそが天の願いであり、最高の親孝行

「お母様が亡くなる前の今じゃなければ、機会を逃す

「自分を捨てて、絶対服従するのが模範的な2世」

この類のことを周りから言われる2世が増えるんだろうなあと想像するのは難しくありません。そして親しい友達が受けるとなると自分も行かなければいけないような気がしてしまうのが団体心理のコワいところです。

恋愛はできないけど彼女・彼氏がほしいと思ってる2世には朗報かもしれません。何もしなくても周りが相手を見つけてくれるかもしれないのですから。

でも迷いを感じている(聡明な)2世達は頭のどこかで分かっているものです。 


流れで祝福を受けて壊れるカップルが非常に多いこと

・子供がいるから別れないでいる仮面夫婦もとても多いこと

・結婚するにはまだ自分が人間的には経済的にも未熟であること

・現時点での教会のやり方では本当に自分合った相手を見つけることは不可能だということ

 

上記の内容はどれも現実であり事実です。長年教会にいるメンバーなら誰でも知るところですが、黙認されているのが現状で問題点を追及して改善しようという動きはほぼ見られませんでした。根本的な問題としてはこのような課題に取り組むための人材育成や教育指導、研究に対する投資をずっと怠ってきたことでしょう。お金は全部行事や本部運営費用、清平団地の建設費用に投じられてきたからです。

 

この事実からも今の教会中枢幹部たちは祝福結婚をいち行事としてしか捉えてないことが分かります。祝福を受けてその後どうなるかはどこまでも本人次第。問題があってもアフターフォローは無し。「五体満足ならどんな相手でも感謝して受けるべき」と言ってた局長もいました。

しかしそうゆう幹部に限って自分の子供の結婚相手には高学歴・高収入で外見も良い人を選んでくるのです。

 

今は絶対マッチングとは違ってお見合い形式なので、嫌ならばいくらでも断ることができます。なので迷える2世の皆様、どうか自分の意思をしっかり持ってください。そして絶対に早まらないでください。

  • 結婚はあなたが選んでするものです。義務ではありません
  • 結婚は「みんなで渡れば怖くない」儀式ではありません
  • 結婚生活をするには経済力と責任感と人間力が必要です!
  • 祝福式に参加したから自動的に良い夫婦、良い親になれるなんて保証はどこにもありません

よっぽどあなたが尊敬して信用する人からの紹介なら考慮してみるのもいいでしょう。

ただ、残念ですが地域教会の家庭部長や青年局長のなかに結婚相手を見つけるプロはほぼいないでしょう。彼らが信仰的に素晴らしく一生懸命なのは分かりますが、それと結婚相手を見つける能力は全く別問題です。あまりにしつこい勧誘があったら言ってやりましょう。「紹介する前に結婚アドバイザーの資格を取ってきてください!」ってね(合掌)